【オススメ証券会社その1】SBI証券の特徴を解説
いざ投資を始めるとなった時、どの証券会社を選べばよいのか迷っている人がいるかもしれません。
結論から言うと、お勧めの証券会社は2社あり、そのうちの一つがSBI証券です。
本記事ではSBI証券の特徴とおすすめポイントを紹介します。
どの証券会社を使おうかと悩んでいる人の参考になればと思います。
SBI証券とは
SBI証券は総口座数が800万口座以上あり、ネット証券の最大手です。
最大手なだけあって業界の中でも手数料が安く、取扱商品の豊富であるため多くの投資家に利用されています。
そこで今回はSBI証券のメリットと利用する際の注意点を紹介したいと思います。
SBI証券のメリット
手数料が業界最低水準
なぜSBI証券が業界最大手になっているかというと、圧倒的に取引手数料が安いからです。
我々投資家にとって株の取引手数料は無視できないコストです。
個人投資家にネット証券が人気であるのも、ひとえに取引手数料が安いからでしょう。
そのネット証券の中でも、SBI証券は手数料が最低水準にあり、プランによっては1日当たり100万円までであれば無料で取引できます。
手数料が高いと注文をいちいち躊躇してしまいがちですが、手数料が安ければある程度思い切って注文を出すことができるようになります。
そのため、単にコストというだけでなく、投資のしやすさという面でも取引手数料が安いのは大きなメリットであると言えます。
また、SBI証券では取引に応じてTポイントやPontaポイントが貯めることもできます。
貯めたポイントは投資信託の購入に使えるので一石二鳥と言えます。
取扱商品が豊富
SBI証券は取扱商品が多いのが特徴です。
特に外国株の取り扱いは豊富であり、なんと8か国の外国株に投資することができます。
- 米国株
- 中国株
- 韓国株
- ロシア株
- ベトナム株
- インドネシア株
- タイ株
- マレーシア株
SBI証券の外国株取り扱い種類はネット証券の中では最多です。
特に韓国株を取引できるのは全証券会社の中でもSBI証券だけです。
投資対象が多いという事はそれだけ投資の幅が広がるという事であり、多くの投資家を引き付ける要素となっています。
そのため、どんな株を取引したいか分からない人はとりあえずSBI証券を選んでおけば間違いないと言われています。
他にも、投資信託の取扱本数も約2600本と充実しており、しかも投資信託の購入手数料は原則無料です。
このように、とにかく投資対象を広く取れるため、迷ったらSBI証券の口座を開設しておけば間違いないとされています。
IPO投資に強い
個人投資家に人気のIPO投資に強いという点もSBI証券のメリットです。
一般的にIPO投資とは、上場前に割り当てられた株を上場してすぐに売ることを指します。
なぜそれで儲かるかというと、上場前の株価は比較的安いからです。
上場して初めて付く株価を初値と言いますが、上場前に投資家へ売り出される価格は初値より下であることが多い為、上場前に割り当てられた株を上場してすぐに売ればそれだけで儲かるというわけです。
そのため、IPO投資では新規上場の際に投資家に“株を買う権利”を抽選で手に入れることが最重要になってきます。
その点、SBI証券はIPO取り扱い実績が豊富であり、IPO株の入手確率を高めることができます。
通常、企業が株を上場させるためには幹事となる証券会社を決めます。
幹事となった証券会社は多くの未公開株を割り当てられ、その証券会社の口座を利用している投資家達に分配されます。
そのため、主幹事を引き受けることの多い証券会社であればあるほどIPO株を入手しやすくなるのです。
SBI証券は2021年に行われたIPO全125社のうち122社を取り扱い、そのうちの21社で主幹事を務めました。
これは全証券会社の中でもトップクラスの水準です。
さらにSBI証券では「IPOチャレンジポイント」という制度を導入しています。
これはIPO株の抽選に申し込んで外れたとしてもIPOポイントが1ポイント貯まり、次回のIPO抽選の時にポイントを多く持っている人ほど当選確率が高くなるという制度です。
そのため、たとえ抽選に当たらないとしても、SBI証券から抽選を申し込む方が有利であり、IPO投資家からはSBI証券一択と言われるほどの人気を得ています。
SBI証券の注意点
ここまでSBI証券のメリットを紹介してきましたが、公平のため注意点も指摘しておきます。
システム障害やメンテナンスが比較的多い
今や株取引は全てシステムによって行われています。
そのため、取引システムが遅延したり利用不可になるのはあってはならないことです。
そのような事情からネット証券にシステムメンテナンスは付き物ですが、SBI証券はその頻度が比較的多いという声があります。
特に土日のメンテナンスが多く、週末に自分のポートフォリオや取引履歴が見れなくなりますので投資実績を振り返ったり投資方針を練ったりすることができなくなります。
取引システムの安定稼働は利用者にとって最重要であるため、システム障害やメンテナンスによる利用不可が絶対に許せないという人にとっては、別の証券会社を検討した方が良いかもしれません。
アプリや取引ツールが使いづらい
ネット証券は独自の株取引ツールを公開しています。
SBI証券では「HYPER SBI2」というのがそれに当たりますが、取引するために必要な手順が多く複雑に感じる人が多いようです。
また、SBI証券では商品ごとに別々のアプリが必要であるため、一つのアプリで取引を完結させることができず、アプリの種類が多くて管理するのが煩雑であると感じるユーザーも多いようです。
そのため、取引ツールの利便性に関してはライバル会社である楽天証券に引けを取るようです。
もちろん、こういったツールを使いやすく感じるかどうかは個人差によるところがあるため、一度使ってみて使いにくそうだったら別のツールを検討するくらいで良いかと思います。
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