株式投資が初心者におすすめである理由
投資と一口に言っても世の中には外貨(FX)、ビットコイン、不動産、金、小麦、原油、ETF、REITなど多くの投資対象があります。
しかし、投資を始めようとした人の多くが最初に触るのが株です。
様々な投資対象がある中で、なぜ多くの人が株式投資から始めているのでしょうか。
それにはちゃんとした理由があります。
そこで今回は数ある投資の中で株式投資がもっとも初心者にお勧めである理由を説明します。
投資を始めたいけど何から手を出せばいいか分からない人は是非一度読んでみて下さい。
株が初心者にお勧めな理由
株式投資にはセオリーがある
投資というのは自分が投じた金額とその結果回収できた金額の差額を利益として積み上げるゲームです。
そのため、そもそも投資で儲けるためには何らかのセオリーが必要です。
しかし、多くの投資対象はそのセオリーを見出すのが困難なのです。
例えばビットコインですが、これが値上がりするか値下がりするかを決定している要因は何かと問われると答えにくいのが実情です。
強いて言うならば著名人の発言や思惑ですが、それを一体どうやって知ればよいのでしょうか。
また、知ったところで必ずしもその人の意図した通りの値動きになる保証もありません。
つまるところ、ビットコインで儲けられるかどうかはほぼ運任せであり、儲けるためのセオリーを見出すことができません。
FXや原油などにしたところで、いったい何が値動きを支配している要因なのかは不明であり、どうすれば儲けにつながるのかが分かりません。
それに対して、株式投資には儲けるためのセオリーがあります。
それは「業績の会社の株は値上がりし、業績の悪い会社の株価は下がる」というものです。
当たり前だと思うかもしれませんが、誰もが当たり前だと納得するルールがあるということが大切なのです。
もちろん、時にはこのルールに当てはまらない理不尽な値動きをする株もあるのですが、たいていの株はこのルールに則って動きます。
したがって株式投資なら「業績が良い会社、もしくは今後業績が良くなりそうな会社を探せばいい」ということになり、やるべきことが分かりやすいのです。
この分かりやすさが、初心者だけでなく多くの投資家を引き付ける要素なのです。
誰でも始めやすい
株式投資は数ある投資の中でも敷居が低いです。
これが例えば金・プラチナだったら、実物を見る機会がある人でないと何となくとっつきにくく感じます。
不動産投資なら、頭金として数百万単位の初期費用が必要になってきますし、知り合いやツテがない人には敷居が高すぎるでしょう。。
しかし、株式投資なら証券口座を開いて投資資金を入れれば誰でもすぐに始めることができます。
必要な金額も数十万あれば始められるので、まだ多くの資金を持っていない人でも始められるのが特徴です。
実際、株で1億円以上の利益を出した人、いわゆる「億り人」たちも最初は数十万円程度の自己資金から始めた人が多いものです。
関連書籍が豊富
投資をしようと思ったら投資対象について勉強する必要があります。
勉強せずに挑めば痛い目に遭うのは入試でも投資でも同じことだからです。
そうなってくると投資対象について書かれた書籍を読んで勉強することになりますが、株は関連書籍が豊富で教材には困りません。
何年も読み継がれてきた名著もあり、初心者でも読むべき本を簡単に見つけられるのです。
他の投資対象、例えばビットコインや原油などは関連書籍が豊富とは言えません。
勉強しようと思ってもあまりいい本を見つけにくいというのが実情であり、初心者が学ぶにはややハードルが高く挫折しやすいのが難点です。
このため、学ぶハードルの低さから言っても、株式投資の方が始めやすいと言えます。
投資の入口は株式投資
以上説明したように、投資を始めるなら株式投資から始めるのが定石です。
株式会社というのは資本主義社会においては日常的なものであり、誰でもとっつきやすいからです。
iPhoneや飛行機のチケット、身の回りの家電製品から電気・ガスなどのインフラにも多数の株式会社が関わっています。
そのため、株について勉強することはそのまま経済に勉強をすることにもつながります。
そういった観点から言っても、投資の入口は株からが良いと言えます。
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